いつまで使える・・・!?スクーター駆動系編

「走行中に突然止まって、その後エンジン始動はするが後輪は全く動かない・・・」ということで入庫のJOG。何故このようになってしまったか？というと・・・ご覧のように使用限界を超えた駆動系で走行を続けてしまった為です。画像ではベルト切れが一番判りやすい部分ですが、プライマリーシーブ＆ウエイト（Fエンジン軸側）クラッチ（R後輪軸側）と駆動を構成する部分全てにおいて磨耗が原因での損壊をしております。

誰がどんな使い方をしても多少の違いはあれ消耗品には必ず”使い切り”がやってきます。スクーターの駆動系も、これまた前回のドラムブレーキ同様に外から見えない部分の為、目安として約１万キロに１回（原付の場合）は磨耗を確認することが必須です。

原付に限らずBIGスクーターでも同じ症例での入庫が多々あります。更には損壊した破片がケース内で暴れまくり、エンジン本体までも”使いきり”になり、修理コスト＝バイク本体終了なんてことも・・・

今までに一度も診た事無かった…という方、「プッツン！」しちゃう前に是非一度点検をお勧め致します！ｂｙ店長