RZのインプレを頂きました!②
夏頃からRZ250のメンテナンスご用命で予約による順番をお待ち頂き、先日作業完了にてお引渡ししたS様よりインプレを頂きました。
リフレッシュしていただいたRZ250で奥多摩湖まで行ってきました。それまでは、キャブ調整によるエンジンの吹け上がりの改善に気を取られていましたが、今回は、Rサス変更(OHLINS)によるスポーツ性UPを実感してきました。
コーナーでスムースに曲がるんです。奥多摩への生活道路はアスファルトが結構荒れているのですが、凸凹にも小刻みにトレースしながら、ショックを吸収してくれます。 以前は両足のかかとがべったり地面に着いたのが、かすかにかかとが浮くようになっていました。上半身も少しだけ前傾になりました。シート高が上がったことすら気づいていなかった私ですが、とにかくリアがしっかりしてくれました! これでもソフトにセッティングしているんですよね。Rサス交換して良かった。アドバイス有難うございました。
エンジンは、ごく低回転域で、もたつくようになった??3速、4速でスピードを落として回転を下げると、以前よりストール前でエンジンの粘りがなく、神経質になった気がしました。私がマシンに合うように自分の調整をしてみます。中回転域では段ツキは完全に解消され、5000回転以下ではモーターのような感じ、5500回転からは、それは2サイクルらしさ全開するようになりました。ある程度までのコーナーならNINJA1000(もう一台の愛車)より確実に速く、楽しく、安心して走れることを再確認。RZはフレームやブレーキ性能が弱いと言われていますが、私には丁度良いフィーリングとしか言いようがありません。リッターバイクだと重さやパワーの恐怖感から慎重に、と言うより、自信喪失気味になってしまうこともありますから。
カウルの無いRZは寒さがこたえますが、楽しく乗せてもらっています。有難うございました。不都合なところが出てきましたら、また相談に乗ってください。
ピーキーで低速がもたつく反面、6000rpm~パワーバンドの8500rpmまでは「RZらしさ全開」のフィーリングを蘇らせることが出来たと思います!逆にまさしくコレが30年前のRZそのものなんですよね!!この度はインプレ誠にありがとうございました。写真を撮らせて頂くのを漏らしてしまい申し訳ありません。是非次回に!
今回「私がマシンに合うように自分の調整をしてみます。」というコメントがS様にありましたが、たとえ旧車に関わらずとも「マシンに歩み寄る」という姿勢はとても大切だと思います。「貴方に合うチューニングダイアル付」なんてメカニズムでも装備する時代が来たら自分達エンジニア的な仕事は悲しいかな無くなってしまうんでしょうね・・・これだけメカニズムのオペレーションにコンピューター制御が使われる現在でも未だ「完全完璧」というのは!?ですが「マシンが歩み寄る」いつかその日はやってくる?・・・by店長
| 固定リンク | 0
「RZ250/RZ350」カテゴリの記事
- RZの40年タイマー!?(2022.02.04)
- 2-WHEELING・・・TOURS!(2021.12.31)
- 大変お待たせ致しました!(2021.10.07)
- 点検・修理のご予約について(2021.06.06)
- 「RZメンテナンス」再開のお知らせ!(2021.03.01)