WR250R vs セロー vs CRF250L!
先週「WR250R vs セロー!」と題して、YAMAHAオフロード2大モデルの違いをご案内しました。
そこで気になるのが新発売となったHONDA・CRF250L。久々のHONDAフルサイズ・オフ、しかもレーサーと同じ“CRF”ということで、パフォーマンスには期待大。しかも、驚きの車両本体価格!でWRやセローをご検討のお客様からのお話も多いこの頃です。
残念ながらCRF250Lにはまだ乗ってみたことがないので、せめてカタログスペックから何かわからないかということで、比較表を作ってみました。
気になるところは黄色に塗ってます。
まずはシート高。WRは驚愕の895mm!セローはやさしい810mm。CRFはフルサイズということもあり、WRほどではないですが875mmとそこそこ高い数値ですね。
そして車両重量。これはちょっとびっくりしたのですが、YAMAHA勢に比べ10kgも重いんですね。なんでだろう??
パワーはWRがダントツですが、CRFも250クラスとしては標準といっていい23ps。ベースがオンロードのCBR250Rのエンジンということですが、かなり手が入ってるようですね。
ガソリンタンク容量はWR変わらずの7L台。ただ、燃費がいいのと(44.3km/L)、レギュラーでOKというところはCRFが有利です。
とまぁ、スペックを見比べていて感じるのは…CRFは「普通のオフ車」ということでしょうか。
YAMAHAの2台、WRとセローのちょうど中間を狙った感じのモデルで、それはつまり「普通のオフ車」ということではなかろうか、と。
WRは「普通」ではなく「とびきり」を狙い、具現化したモデルです。お値段もシート高も高いですが、満足度も高い。「買って後悔した…」って方、いらっしゃらないです!
そしてセローも「普通」より「ちょっと敷居の低い」ところを狙って誕生したモデル。ただ、20数年の進化の中で、「敷居は低い」ままに「より普通に」近づいてきた感じです。
もちろん実際に乗ってみないことにはなんとも言えませんが、もし想像通りに「普通のオフ車」をHONDAさんが狙って作ってきたのだとしたら、これはかなり強敵。YAMAHA勢もうかうかしてられません!でもなぁ、キャラが違うってことだから、悩まないっていえば悩まないのかな…。 By山口
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