コスト&リスク・・・
←しばらく動かしていない・・・ということで「復活を目指し」修理入庫中のRZ250(正確にはRDLC)です。「乗れるようにする」には?と、始めた受入点検及び見積ではありますが、現況不動のE/Gを直すのはもちろん、劣化したG/Kやゴム類の消耗品、吸排気系やステアリングを含めた前後足周りの損傷修理etcと、ほぼ車両全域に手を入れたメンテナンスを必要とする状態です。動くけどちゃんと走らない、走るけど止まらない、というのはではなく、この度も当店ではできる限り「オリジナルのRZらしさ」を体感していただくためのメンテナンスについてお手伝いをさせていただいております。
ただ、悲しいかな昨今ではRZのパーツも入手困難なものが増えてきております。YSPとはいえ、単なる1販売店。メーカーで販売終了になった部品の調達が独自でできるわけではありません。しかし、今回のRZオーナー様は他にも数台の車両を保有し、更にかなりの新品パーツストックもお持ちだったのでこれは大変助かりました。復活の為にコツコツと集めていたパーツの入るこのダンボール箱の数には思わず圧巻です!!(凄っ)↑外装品から機能パーツまで多岐に渡り多数のパーツがあるのでこれにも相当の金額がかかっていると思われます!
←は、それでも不足する新たに必要なパーツ&作業の概算見積です。その金額は総額にして約24万・・・上記オーナー様手持ちパーツを合わせると恐らく70万は下らないと思われます・・・そして今回は前述の通り、お客様が複数のベース車両を所有していての状況です。もし、全く何も手持ちがない状態だとしたら間違いなく100万越えです。正直、ここはオーナー様の想い入れ・・・という以外の何物でもないかもしれません。「復活を目指し」予めコスト&リスクをご納得の上でご依頼いただいた修理入庫の一例としてのご紹介でした。
そしてよくお問合せをいただくRZの中古車販売についてですが、現在当店では店頭販売を行っておりません。何故ならここ数年の間でエンジン・車体・足回りのコンディションの良い車両のタマ数も格段と減ってしまい当店で考える適価の車体価格30~40万位で「RZらしさ」を味わっていただける商品を仕上げて提供することが現実的に困難になってしまったからです。
K社のZシリーズのように外装品から消耗品に至るまでサードパーティのアフターパーツ等々のアイテムがRZには出ているわけでも無く(ヤマハ車には殆どないですね!?)車体の中古相場も仕上げコストを吸収できるようなプレミア価格で取引されているわけでもありません。(車体相場がZのように100万以上ならリペア可能かも!?)また、今ある純正パーツの供給がいつ無くなるか?というリスクもこれからますます増してくることでしょう・・・
「安くて極上な掘り出し物」という存在はまず望めません。このコスト&リスクとどう向き合うか?これはもう古いモノを手にする故には避けては通れない道です。当店では前述の通り、今できる限りの「オリジナルのRZらしさ」を体感していただくためのメンテナンスのお手伝いを今後ともさせていただければと思います。
11月にまたRZ本が発売されるとのことで先日取材を頂きました。今回はこういった「RZの現状」について携わるひとつのお店として敢えて都合の良い話ばかりではなく厳しい現実も伝えて欲しい・・・というご依頼にて綴らせていただいております。byダイヒョウ
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