下道がいっこも苦にならない大型バイク！XSR700

昨年10月から我が愛車となったXSR700。
数あるヤマハ大型バイクのラインナップのなかで、もっとも気軽に乗れて下道（一般道）を走るのが苦にならないバイクです。

現在ヤマハ大型バイクは大きく３系統。

1000cc４気筒エンジンのYZF-R1/R1MとMT-10/SPは今となってはラインナップ最大排気量。
Ｒシリーズ、MTシリーズのフラッグシップとして、圧倒的なパフォーマンスが魅力のモデルです。
ワープ感覚の加速感はくせになりますね。

900cc３気筒エンジンのMT-09、TRACER9GT/+、XSR900、XSR900GPは今求められるスペックと機能が高次元でバランスされたモデル。
「自分がうまくなったような」感覚を一度は体験・体感してただきたいですね。

700cc２気筒エンジンのYZF-R7、MT-07、XSR700、テネレ700は扱いやすいパワーと車体とのバランスが秀逸なモデル。
まさに無印良品といった感じで、肩ひじ張らずに楽しめるのがいいところ。

その700cc２気筒の中でも、YZF-R7とテネレ700は個性がはっきりしています。
SSとオフ車、わかりやすい。

ではMT-07とXSR700はどうか？

これも見た目のイメージ通りと思ってもらって差し支えないです。
イマドキなスタイルのMT-07はライディングポジションもサスペンションの設定もスポーツ寄り。
クラシックフィールのXSR700は大柄なライディングポジションとの相性もバッチリなちょいゆったり目。

なので下道（一般道）でもっとも急かされないのはXSR700です。
キャラクター的にはセロー250に近いかな。

「もう大きくて重いバイクはいいかな……」
「急かされなくて軽いバイクがいいよ」
なんて方にはベストマッチだと思います。

XJR1300キャブ→XJR1300FI→FZ８→初代MT-09→TRACER900GT→MT-09SPと乗り継いで、XSR700にたどり着いた私。
これは長い付き合いになりそうな予感です。　By山口